Textractor
Windows価格: 無料、オープンソース(GPL-3.0)
- 向いている用途
- ビジュアルノベルと、対応エンジンのゲーム
- 強み
- ゲームが表示する文字を認識ミスなしでそのまま取り出します。多くのエンジンで自動フックが働き、拡張機能の仕組みもあります。
- 弱み
- すべてのゲームで動くわけではなく、手動のフックコードが必要なものもあります。翻訳は拡張機能か別のプログラム頼みです。最新リリースは2025年1月です。
日本語のないRPG、字幕が英語だけのアドベンチャー、読めないメニュー。ケースごとに合う方法は違います。3つの方法と、それぞれの無料ツール、そして Sincron Screen Tools が役立つ場面を紹介します。
イメージ用のアニメーション:アプリが画面の一部(地図、記事、投稿、エラーログ、ゲーム)を選択し、原文と同じ位置に翻訳を表示します。
方法は3つあります。1つ目は、きちんとした翻訳で遊ぶこと。ストアページで、ゲームがインターフェースや字幕で日本語に対応しているかを確認し、対応していなければ有志の日本語化パッチを探します。品質はいちばんですが、一部のゲームにしかありません。
2つ目は、Textractor や LunaTranslator のようなテキストフッカーでゲームの文字を取り出すこと。ゲームのプロセスから直接文字を読み、機械翻訳に渡します。文字が書かれたとおりに届き、認識ミスがないため、日本語のビジュアルノベルでは定番の方法です。3つ目は、OCRで画面を読むこと。Translumo は字幕をリアルタイムで連続して翻訳し、多くのゲームで使えます。
Sincron Screen Tools は3つ目の方法を、必要なときだけ使う形です。Ctrl + Shift + T で、メニュー、アイテムの説明、ダイアログボックスを翻訳し、訳文を原文の上に置きます。自分の OpenAI か OpenRouter のキーを使い、勝手に切り替わる字幕は追いません。
最終確認日 2026年10月5日
順番に試してください。うまくいったら、次に進む必要はありません。
ゲームのSteamページの言語表には、言語ごとにインターフェース、フル音声、字幕の対応が載っています。日本語があるのに選ばれていないこともあります。ゲームのオプションか、Steamライブラリのゲームのプロパティを確認してください。
ファンのコミュニティがゲームをまるごと翻訳し、パッチを公開していることがあります。パッチがゲームのバージョンに合っているかを確かめ、インストール前にゲームのファイルをバックアップし、コミュニティが信頼する配布元からだけダウンロードしてください。
どちらもオープンソースの Textractor と LunaTranslator は、ゲームのプロセスに接続して、表示される文字を取り込みます。ビジュアルノベルや多くのゲームエンジンでよく動きます。LunaTranslator にはOCRもあり、大規模言語モデルを含む多くの翻訳エンジンに対応しています。
Translumo は画面の一部を読み続け、上に重ねたウィンドウに訳文を表示します。字幕や流れていく会話に向いています。複数のOCRエンジンを組み合わせ、初期設定では Google 翻訳を使い、ゲームはウィンドウモードかボーダーレスにする必要があります。
メニュー、インベントリ、アイテムの説明、手紙、ダイアログボックスなら、Ctrl + Shift + T を押して範囲を選びます。訳文は原文の上に、色と位置も近い形で表示され、元の言語は自動で判別されます。
3つともオープンソースで、Windowsで動きます。それぞれ得意なゲームの種類が違います。
価格: 無料、オープンソース(GPL-3.0)
価格: 無料、オープンソース(GPLv3)
価格: 無料、オープンソース(Apache 2.0)
| 方法 | 向いているもの | 品質 | 手間 | 費用 |
|---|---|---|---|---|
| 公式の日本語または日本語化パッチ | すでに翻訳があるゲーム | いちばん良い:人が翻訳 | 少ない(あれば) | 無料、またはゲームに含まれる |
| テキストフッカー(Textractor、LunaTranslator) | ビジュアルノベルと文字の多いゲーム | 良い:正確な文字と機械翻訳 | 中くらい:合うフックを探す | 無料 |
| 連続OCR(Translumo) | 字幕と流れていく会話 | フォントの認識と翻訳エンジン次第 | 中くらい:範囲と表示モードの調整 | Google 翻訳なら無料 |
| 必要なときだけOCR(Sincron) | メニュー、アイテム、手紙、ダイアログボックス | 画像を読むAIモデルで、訳文を原文の上に | 少ない:ショートカットひとつ | 1日5回まで無料。利用料はキーのプロバイダーが請求 |
ツール、ライセンス、動作要件は、2026年10月3日に公式リポジトリで確認しました。
下のシーンでは、会話の一行を選ぶと、ゲームを離れずに訳文が原文の上に表示されます。
イメージ用のアニメーション:アプリが画面の一部(地図、記事、投稿、エラーログ、ゲーム)を選択し、原文と同じ位置に翻訳を表示します。
Sincron は独自のAIを持っていません。翻訳するには、OpenAI か OpenRouter のアカウントでAPIキーを作り、そこにクレジットを入れて、キーをアプリに貼り付けます。選んだ範囲だけがPCからプロバイダーへ直接送られ、利用料はあなたのアカウントに請求されます。
無料プランでは翻訳が1日5回まで。試してみたり、ときどき詰まったところを抜けたりするには十分です。頻繁に翻訳しながら遊ぶなら、有料プランで回数の制限がなくなります。その場合も、翻訳ごとの利用料はキーのプロバイダーから請求されます。
Translumo のように、ゲームの上にウィンドウを表示するツールは、ゲームをウィンドウモードかボーダーレスにする必要があります。オーバーレイが出ないときは、ゲームのオプションで表示モードを変えてください。
テキストフッカーはゲームのプロセスに接続します。オンラインゲームでは、画面を読むだけの方法にとどめてください。
固有名詞、言葉遊び、敬称は、どの機械翻訳でも不自然になりがちです。日本語化パッチがあるなら、そちらのほうがうまく訳されています。
Sincron の翻訳は毎回自分で操作して行い、無料プランは1日5回までです。流れていく会話には、Translumo や LunaTranslator のほうが向いています。
まず公式の日本語対応と、有志の日本語化パッチを探します。文字の多いゲームなら、正確な文字を取り出せる LunaTranslator や Textractor などのテキストフッカーを使います。フックできなければOCRに切り替え、連続する字幕は Translumo、メニューや単発のテキストボックスは Sincron で翻訳します。
あります。Translumo は無料のオープンソースで、設定なしの Google 翻訳で画面をリアルタイムに翻訳します。LunaTranslator も無料で、フックに加えてOCRもあります。
ゲームのSteamページの言語表に、言語ごとのインターフェース、フル音声、字幕の対応が載っています。日本語があれば、ゲームのオプションか、Steamライブラリのゲームのプロパティで設定してください。
連続しては翻訳しません。選んだ部分をすぐに翻訳し、訳文を原文の上に表示します。勝手に切り替わる字幕には Translumo を使ってください。
無料プランでは翻訳が1日5回まで、有料プラン(US$ 36/年、または買い切り US$ 89)で回数の制限がなくなります。どの場合も自分の OpenAI か OpenRouter のキーを使い、利用料はプロバイダーからあなたのアカウントに請求されます。
Sincron Screen Tools をインストールし、OpenAI か OpenRouter のキーを接続して、詰まった文字の上で Ctrl + Shift + T を押すだけ。連続する字幕には、Translumo を並べて動かしておきましょう。